各種取扱工事


重量物吊り上げ据付工事

クローラクレーン・ラフテレーンクレーンを使用し軽量物から重量物まで吊り上げ、据付作業を行います。
現場視察からクレーン・玉掛ワイヤーの選定、玉掛方法は随時相談を承ります。

各種杭打込・引抜き工事

a.バイブロハンマー工法

バイブロハンマーによる振動工法は、起振力により鉛直方向の振動を発生させ、振動を杭に伝え土中に打込み、また引抜く工法です。仮設、本設の各種鋼矢板・H鋼杭・鋼管杭・コンクリート矢板の施工に対応します。
地盤の状況に応じ、ウォータージェットを併用する事で杭先端部から高圧水を噴射し、先端抵抗力や周面摩擦抵抗力を低減させながら杭を打込む事も可能です。

b.油圧式圧入引抜工法(サイレントパイラー標準)

油圧式圧入引抜工法は、鋼矢板を油圧で静的に押込む工法で、打設完了した鋼矢板壁の天端を自走しながら施工します。市街地など振動・騒音の低減が必要となる鋼矢板の打込、引抜に適した工法です。狭い場所での施工にも適しており、現場条件に対応した機種やシステムを用いることにより低空頭の桁下施工にも対応します。また、最大N値25~50の比較的硬質な地盤にはウォータージェットを併用する事で杭先端部から高圧水を噴射し、先端抵抗力や周面摩擦抵抗力を低減させながら圧入する事も可能です。

c.油圧式圧入引抜工法(硬質地盤クリア工法)

硬質地盤クリア工法は、ウォータージェット併用でも困難な最大N値50を超える硬質地盤にオーガー掘削と圧入を連動させ、貫入抵抗力を低減させながら圧入する工法で、泥岩、砂岩、花崗岩など軟岩、中硬岩クラスまでの施工が可能です。
※当社保有のサイレントパイラーは、標準機・硬質地盤対応機ともに、生分解性油脂を使用している環境対応型圧入機です。

d.リーダレス杭打工法

リーダレス型杭打機(SRX3500・SRX2300・RX2000)は、フロントアタッチメント交換により、油圧バイブロを使用しての鋼矢板・H鋼杭の打抜きや、アースオーガを使用してのプレボーリング、ダウンザホールハンマーによる削孔が容易に出来る基礎機械です。柔軟な作業姿勢に対応し、壁際・高さ制限のある狭い場所や段差がある現場状況においても施工を可能とします。

仮橋設置撤去工事

仮桟橋・仮設橋梁設置撤去

支持杭の打設から下部工、上部工の設置撤去まですべて施工いたします。近年、長スパンである仮設橋梁の縦架設も増え、ベースマシンが大型化してきましたが、120tクローラクレーンまで自社機で対応可能です。また、高所における作業では安全を最優先とした作業足場を各種取り揃えております。

岩盤削孔工事

スクリュー式ダンザホールハンマー工法

スクリュー式ダンザホールハンマー工法は、エアーコンプレッサーから供給された圧縮空気によりハンマーを駆動し、ハンマービットが地盤を打撃掘削し、エアーとスクリューの力で排土する工法です。
クローラクレーン、ラフテレーンクレーンでの吊り下げ式と、リーダレス型杭打機での施工が可能です。

CRID工法

クリッド工法は、ケーシング先端にリングビットを配置、ハンマー先端のパイロットビットとリングビットを正転する事によりチャッキングしケーシングを引き連れてハンマーで削孔する工法です。
従来のダンザホールハンマー工法に比較して振動・騒音の低減を実現します。
ケーシング内に本杭を建込むSTDタイプと、鋼管をそのまま本杭とするDPRタイプがあります。
詳しくはSDH工法協会ホームページをご覧ください。http://www.sdh-method.jp/index.html

既存杭引抜工事

リーダレス既存杭引抜工法

リーダレス型杭打機を使用し、ケーシングオーガの先端より高圧水を噴射させながら既存杭外周を削孔して杭の周面摩擦を低減させた後、杭をウインチで引抜く工法です。

特殊工事

CJV工法

ウォータージェット併用バイブロ工法にて杭を打設後、ジェット用配管を利用し高圧のセメントミルクを鋼管杭の先端部より噴射し球根を構築するとともに、ジェット用配管の引抜き時に鋼管杭の周囲にもセメントミルクを充填することで、高い支持力と安定した水平耐力を期待する工法です。

ノンステージング工法

ノンステージング工法は圧入工程に関わる施工機械すべてが完成杭の天端を作業軌道として進んでいく (GRBシステム) を用いることで、建設工事における無駄な仮設工事を不要とし、本来の目的である壁体構築工事だけを合理的に行う (仮設レス) 施工を実現します。